どうも、結婚式のフラッシュモブで三浦大知を踊るという、無謀なオファーに挑戦中のブロガーのヒデ吉(@hidekichi_u)です。頑張ります。
結婚式でふと思い出したのですが、
先日、僕がバーテンダーとして働いているお店に、『結婚式の二次会』として、あるお客さんが団体で利用されていました。
その方達、二次会の鉄板、ビンゴゲームをあえて使わず、”あるゲーム”で上手に盛り上げていたのです。
それがあまりにも上手で、ちょっと感動してしまったのです。(恥ずかしながら)
そして、そのゲームを見てふと思ったのですが、
『てか、二次会のビンゴゲームってあんまり盛り上がってなくね…?』
っていう。
じゃあ、何で二次会のビンゴゲームがイマイチ盛り上がらないのか、その理由を真面目に分析してみました。
(記事の後半に、盛り上がった”あるゲーム”の説明もします)
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結婚式の二次会のビンゴゲームがイマイチ盛り上がらない理由
最初に言っておきますが、
二次会にビンゴゲームを企画した幹事さんや新郎新婦さんをディスる訳じゃないです。
ビンゴゲーム自体も素晴らしいゲームです。しかし、結婚式の二次会とは相性が非常に悪いことに気がつきました。
では、ビンゴゲームが盛り上がらないと思った、一つ目の理由を挙げてみました。
ゲームのテンポが悪い
ビンゴゲームの最大の弱点になりますが、とにかくゲームのテンポがクッソ悪い。
前半戦、特にこれと言った動きもなく、しれーっと読み上げられた数字にただただ一喜一憂していくだけ。
仮に、ゲームを盛り上げるために数字一発目で、
「ビンゴ!!!!!」
って叫んだとしましょう。そんな使い古されたボケ、大火傷(ダダすべり)の可能性、98%です。
しかも身内だけならまだしも、結婚式の二次会だと”そんなに仲良くない人たち”も混ざっているので、大火傷の可能性が高い分、そもそもボケる事よりも周りの空気を読む人の方が大多数でしょう。ゆえに、ボケる奴をほとんど見たことないと思います。
そして、結果的に何とも言えない、ビミョーな空気の中、前半戦が進んでしまうのです。
まるで前半戦、誰もシュートを打とうとしない、仲間内だけでパス回しをしているように。
ゴールまでがムダに長い
また、ビンゴゲームは景品ゲットというゴールまでの道程が無駄に長い。
実はビンゴゲームは後半につれ、尻上がりに盛り上がるゲームなのです。
スポーツで言えば、マラソンみたいな競技です。
(ちなみに、ある統計によると抽選回数が34回で、ビンゴになる確率が25%になるようです)
しかし、結婚式の二次会は2〜3時間くらいしか時間の猶予がありません。
コッチは正直もっと色んな人と話したいのです。隣の気になるアノ子と話したいのです。
なのに、この”尻上がりのゲーム”に大幅に時間を割いてしまうのは、時間の使い方として非常にもったいない。
しかも言うほど、”尻上がりのゲーム”でもないっていう…(理由は後述します)
で、そんなあまり盛り上がらないゲームが進行する中、イチ早くビンゴになった”優勝者”が現れたとしましょう。
ここでは多少、盛り上がるでしょう。拍手喝采になるでしょう。(もしかしたらここがピークかも)
しかし、ここでも問題点があります。
『景品、どうしますか?』
優勝しても”何か優勝していない”感じになる
よくあるのが、一番最初にビンゴになった人からくじを引いて、景品を選ぶというルール。
でもコレって普通に考えておかしくないですか?
何でせっかくイチ早く抜けたのに、景品はランダムなのかっていう…
下手をすると、ビンゴは一位なのに景品は6等になる可能性もあります。
試合に勝ったのに勝負に負けた、みたいな。そんな切ない感じでゲーム終了です。
しかも結婚式という晴れやかな舞台で、そんな切ない感じを出してしまうと、「アイツ、めっちゃマジやん・・・(笑)」って陰口を叩かれます。そう、正解のリアクションがないのです。
そもそもビンゴで勝ち抜いてから、”二回戦目”する必要性があるのか、というのも大きな疑問。
じゃあ、「1位の人から景品選べばいいじゃん!」っていう意見もあるでしょう。
でも冷静に考えてみてください。
いきなり上位の景品ばかり取られたら、その後、周りの空気どうなると思います?
てか、普通に考えて、イイ景品ほど最後にあった方が盛り上がりません??
テレビのランキングと一緒です。
ランキング1位から発表されるテレビ番組、絶対に面白くないでしょう。「まずは10位の発表です」が前提にあるはずです。
一番最後にピークを迎える方がゲームとしては成立しているのに、仮に1位から”消滅”してしまうと、そもそもゲームとしては成立していないのです。
そう、実はビンゴゲームは、最初のビンゴ!!(ここまでが長い)がピークで盛り上がり、その後、そんなに尻上がりに盛り上がることのないゲームなのです。
と、ここまで問題点をかなり挙げておいて、解決方法を提示しないと、ただのイヤな奴なので、
一番最初に述べた、盛り上がった”あるゲーム”について解説します。
結婚式の二次会で盛り上がった”あるゲーム”とは?
何だと思います?
それが意外や意外・・・
『くじ引き』
なんです。
「は・・・?」
という反応、分かります。
ただ、ちょっとだけ普通のくじ引きとはルールが違います。
▼”ちょっと違う”くじ引きルール
- 参加者全員にランダムの番号を振り分ける(あらかじめ座る席に入れておく)
- 代表者(新郎・新婦or幹事)が最初にくじを引く
- 当選した人が一番下のランクの景品をゲット(ここで景品を発表)
- 3で当選した人が次にくじを引く
- 3〜4の繰り返し(1等までやる)
つまり、テレビ番組のランキング発表のように、7、6、5、4……という風に景品が発表され、
そしてその当選者がランダムで発表されるようになっています。
このゲームの大きなメリットは、3つあります。
- テンポが良い(すぐに終わる)
- 最初から当選者が決定する
- 最後がピークに盛り上がるように設定されている(最後の景品が1等だから)
そう、ビンゴゲームのデメリットを全てメリットに変換するという無敵のゲームです。(しかもかなりシンプルで分かりやすい!)
実際に前半から終盤になるにつれ、めちゃくちゃ盛り上がっていました。
結婚式の幹事になってしまった、選ばれた人には非常におすすめしたいゲームです。
あとがき
とはいえ、ここまでかなりディスってしまいましたが、個人的にはビンゴゲームは好きなゲームです。毎年、親戚・家族で集まってやりますし…(笑)
ただ、「結婚式の二次会といえば、やっぱビンゴゲームっしょ!!」と何も疑うことなく、ただの自己満でイキるのは違うってことを僕は言いたかったのです。そんなイキった奴を見た事はありませんが。
どうせゲームをやるのであれば、みんなが盛り上がる、みんなのためになるようなゲームを企画したいし、企画してもらいたい限りです。私も気をつけます。
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